《個人》三国平 雪上訓練!
はい。やってまいりました(*´∀`*)
兵庫県 宍粟市にあります。ちぐさスキー場でございます(๑>◡<๑)
天候…最悪(・_・;
到着したとたん猛吹雪でございます。
師匠曰く…「絶好の訓練日和やぁ〜‼︎」
らしい…です(ノД`)笑笑
行くって事ですねー∑(゚Д゚)
猛吹雪にさらされながら、装備確認しますよー(>_<)
ワカン‼︎装着完了!(^ν^)
こ…国道が、雪で埋まってる(・_・;
ラッセル地獄の始まりですねー.
°(ಗдಗ。)°.
登山口も、見落としそう…(T . T)
■本日のお山
三国平は兵庫・鳥取・岡山県境付近にある標高1128mの山で宍粟50名山の一つに数えられています。
今回は、猛吹雪雪の為…展望は今一つでしたが、天児屋山まで行けば展望が開け景色は、良いみたいです(´∀`)
きっと、、、天候の良い日は、ミズナラやブナの巨木に圧倒されながらの山行できると思います!(ー ー;)
見てる余裕が無かった…(; ̄ェ ̄)
竹竿にフラッグを取り付けた目印や木の枝に取り付けるフラッグを、ポイントに設置して山行しました(^ ^)
万一の場合、これが命を救ってくれます(๑>◡<๑)
積雪自体、2メートルほどですが…先頭は、かなり体力を奪われました(><)
吹雪が、おさまり自然アートに心惹かれましたー\(//∇//)\
またまた天候が悪化しましたので、天児屋山は、諦め雪洞訓練に変更です!
これが…かなりの重労働…(; ̄ェ ̄
なんです
倒れこむの図…
情けなや〜。゚(゚´Д`゚)゚。
雪洞の上にツェルトを掛ければ出来上がり♪( ^ω^ )
内部は、こんな感じです(^-^)
かなりの暖かさに、ビックリです!
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ここで、昼食を食べてから下山となります)^o^(
一応…記念撮影(((o(*゚▽゚*)o)))
下山道も、自然アートに心惹かれましたー
(*´꒳`*)
行きのフラッグも回収して、下山完了です(^-^)
最後に、ご引率頂いたN講師より講評を頂きましたので、後で見返せるように、かいつまんで…記載したいと思います。
1.ラッセル訓練について
今回はなだらかなルートだったのであまり指摘するような点はありませんでした。
積雪も少なかったですが、それでも先頭を歩くのは疲れたのではないでしょうか。
今回は雪山は体力が必要だということがわかっていただければ十分だと思います。
2.読図
読図というとコンパスを使ってのナビゲーションと考えることが多いですが、ナビゲーションに関しては、日本の有名な山は人であふれ、
標識が整備され、ローカルな山も赤布がついています。しかも、スマホでGPS代用できるようになり、活用の場はますます狭くなってきました。
例えば、尾根の途中でリーダーが左手は杉の植林だが、右手はブナの原生林が残っていると話をされていましたが、
実際に国土地理院の地図をよく見ると右手に広葉樹、左手に針葉樹の記号があります。 皆さんはこのことに気付かれていましたか?
事前に地図を見るだけで、今から歩くコースをイメージできる、また歩いていて現在位置がわかってきます。
コンパスで方角を見るだけでなく、地図上の等高線と実際の景色を比較しながら歩いてみると読図の面白さがわかってきます。
この面白さはGPSではわからないです。
コースを歩きながら地図にコンパスを当てて何度の方向に進むか確認する姿が再三ありました。
もっと風が強いとき、吹雪の時に地図を広げて方角を確認できるでしょうか? 私の地図をお見せすればよかったですが、
三国平から天児屋山に直線をひき110度と書き込んでいました。地図を見なくても記憶だけでコンパスをセットできるのですが、
記憶力に自信がないので念のために地図を確認していました。
私の場合、カシミールという無料パソコンソフトを使用して国土地理院の地図を無料でダウンロードして印刷しています。
印刷は三種類、通常の1/25,000と併せて、年のせいか記号や等高線が見にくいので、ややこしそうな個所は1/10,000も印刷し、
ナイロンのファスナー付き袋に入れて表裏で両方を確認可能にしています。 そして三枚目は周辺の山も入った広域、
これは縮尺にこだわらずA4に入るようにして、目的の山頂から周囲の主要な山に直線をひいていますが、
晴れて見通しの良い日にみんなであの山はどこと探すのは楽しいですよ。
当日地図を持参せず、リーダーからもらっていた方、ぜひ自宅で地図を広げて今度行く山はどんな山か想像してみてください。
地図の折り目がが破れている方もいましたが、事前に防水対策なども必要ですし、風で飛ばすなどの事態も考えて予備も持ってください。
3.雪洞などの緊急時訓練
三国平では実際に雪洞を掘って、快適な居住空間が作れることと同時に、作るのがいかに大変かということも体験されたと思います。 いくら良い雪洞ができても、汗で下着が濡れ、シェルは雪で濡れ、疲れ果ててしまっては寒い夜を越せません。 テントの代わりに計画的に積極的に雪洞を使用する場合は良いのですが、緊急時ということで言えば、形にこだわらずにできることをするという柔軟さが大切です。
メンバー構成、道具などを考えて30分程度でできることをするのが良いと思います。縦穴だけ掘ってツェルトをかける。 それもできなければ木の根元の吹き溜まりでツェルトを被る。 場合によってはツェルトを被るだけで終わるかもしれません。
立ち木を利用してツェルトを張る際に、皆さん結び方を気にされるのですが、緊急時を想定するのであれば、自分が確実にできる方法をとれば良いと思います。結び方は後からついてきます。 まずはツェルトの様々な使い方、ストックをポール代わりに使用してテントのように立てる、木につるす、被るだけなど、その場で一番良い方法を選択できる様、知識の引き出しをたくさん作ることが大事だと考えています。
雪山は楽しいです。 雪の上を自由に歩く楽しさ。 同じ山でも登るたびに変わる新鮮さ。 など。
皆さんも安全に留意して楽しんでください。
以上です